ちょっとした「悪習癖」が不正咬合に〈3/3〉
【草津栗東守山野洲歯科医師会からのお知らせです】
前回に引き続き、不正咬合とその原因について説明します。(全3回シリーズ/最終回)
不正咬合は、「遺伝要因」と「環境要因」が主な原因です。
日本人は欧米人と比較して顎が小さく不正咬合になりやすい「遺伝要因」を持っています。
歯科矯正で歯を少しずつ動かすためのワイヤーの力が100g以下ですが、悪習癖はその何十倍もの力が歯や顎に加わります。成長期のお子さんにこのような力がかかると容易に歯列咬合不正を引き起こすことになります。
ですが、悪習癖が無くなれば、不正咬合にならないわけではありません。むし歯の治療や予防だけでなく、歯並びやかみ合わせについても気軽に歯科医院へご相談ください。
草津栗東守山野洲歯科医師会 ひがき歯科医院 檜垣学