子どもの‟いいところ”を知らせることは、ほめることです
今回はほめることについて、考えてみましょう。
人の行動が増える背景として、
➀自分にとって良いことがあるので行動を繰り返す(例:お手伝いをしてほめられる)
⓶自分にとって嫌なことを避けられるので行動を繰り返す(例:「わかった」と言うとお説教が終わる)
、といった2つのパターンが考えられます。
先々、子どもが手ごたえを持って自発的に行動を起こす上では➀の機会が増えることがおススメです。
大人の目線では子どもがいい行動をしていても見逃しやすいものです。子どもが言うことをきかない時は特にそうですよね。
例えば、何回も言ってやっと椅子に座ってご飯を食べ始めた時、大人は「やっと食べた」と一息つくところですが、もう一言忘れずに伝えてください。「座って食べられたね」と。
子どものいいところを知らせることで、この場面が〝ほめられた経験″に換わります。(発達支援課)