むし歯のなりやすさは3歳までに決まってしまいます

【草津栗東守山野洲歯科医師会からのお知らせです】
「え!そうなの?」と思うかもしれませんが事実です。
むし歯の原因となる大きな問題としてむし歯菌の存在があります。
ではこのむし歯菌はいったいどこから来るのでしょうか?
実は生まれたばかりの赤ちゃんにむし歯菌はいないのです。
生まれた後にむし歯菌に感染するのです。
どこから感染するかというと、一緒に暮らしているご家族からです。
つまり基本的にはむし歯菌の感染経路はお母さんとお父さんです。
そしてむし歯菌の感染が決定してしまうのが、3歳ぐらいまでなのです。
その視点からみると、その期間にお子様のむし歯予防として出来ることは2つあります。
1つ目はご家族の使ったお箸やスプーン、コップなどでお子さんにご飯や飲み物を与えない。
むし歯菌は主にこのようにしてうつっていきます。
2つ目はお父さん、お母さんのむし歯の治療をしっかりと行う。
むし歯菌は家族間で感染します。少しでもご両親のお口の中の環境を整えましょう。
今はコロナ時代でもあります。しっかりと口腔ケアする事で感染の予防にもなります。
一度ご家族でお近くの歯医者さんに検診してもらってはいかがでしょうか?
草津栗東守山野洲歯科医師会 おくむら歯科 奥村和基

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