ちょっとした「悪習癖」が不正咬合に〈2/3〉

【草津栗東守山野洲歯科医師会からのお知らせです】
 前回に引き続き、不正咬合とその原因(悪習癖)について説明します。(全3回シリーズ/2回目)
④舌癖(ぜつへき)
口呼吸にて舌が常に前方の位置にあり上下前歯の間から出ていると開咬(かいこう)や上顎前突(じょうがくぜんとつ)等の歯列咬合不正の原因となります。
⑤頬杖(ほおづえ)
少しなら問題ないですが、成長期に長時間の頬杖をしていると持続的に大きな力で左右非対称の顎の変形を生じたり、交叉咬合(こうさこうごう:歯並びの途中で歯が交叉してしまっている状態)等の歯列咬合不正の原因となります。
⑥うつぶせ寝
乳幼児時期に長時間のうつぶせ寝をすると強い力(頭の重さ)が加わり、上顎劣成長(上あごがうまく発育できない)や反対咬合(受け口)等の歯列咬合不正の原因となることがあります。

 次回は12/7に配信します。

草津栗東守山野洲歯科医師会 ひがき歯科医院 檜垣学

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